タマムシは、ピカピカの金属光沢が美しい、インスタ映えする昆虫だ。
その輝く体の色は、光の反射(はねかえること)によってうまれ、構造色と呼ばれている。見る角度によって違う色に見えるのは、このためなんだ。
森で出逢えると、テンションがアガる虫の代表種。観察会でも人気者である。
成虫はエノキやケヤキなどの葉を食べるので、高い所を飛んでいることが多いようだ。
しかし、森で切られた材木置き場に集まる姿も、よく見かける。切り口からの香りに誘われて集まってくるのだろう。捕まえるならこういった場所がオススメだが、管理している人に許可を得てからにしよう。
分類:コウチュウ目 タマムシ科
学名:Chrysochroa fulgidissima
漢字名:玉虫
別名:ヤマトタマムシ・吉丁虫
大きさ:25~40mm成虫の見られる時期:6~9月
見られる場所:ケヤキやエノキが生えている林
分布:本州・四国・九州・沖縄
レッドリスト:準絶滅危惧(東京都・宮城県・茨城県・群馬県など)・要注意種(神奈川県)
学名:Chrysochroa fulgidissima
漢字名:玉虫
別名:ヤマトタマムシ・吉丁虫
大きさ:25~40mm成虫の見られる時期:6~9月
見られる場所:ケヤキやエノキが生えている林
分布:本州・四国・九州・沖縄
レッドリスト:準絶滅危惧(東京都・宮城県・茨城県・群馬県など)・要注意種(神奈川県)
タマムシの光り輝く姿は、昔から人々を魅了し、色々な装飾品に使われたようだ。なかでも法隆寺(奈良県)にある国宝「玉虫厨子」は、教科書にも登場するので、みんなも知っているかもしれない。虫が宝物になるなんて、驚きだね!
クリックリなお目々も愛らしい。
いくつかの都道府県のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)では、要注意種や準絶滅危惧種とされている。いつまでもその美しい姿が見られるように、たくさん捕りすぎないようにしよう。
タマムシのぬりえ

レヂヲ特製タマムシのぬりえです。おうちの人に印刷してもらってね。
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